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第三章  一度でいいから言ってみたい・・・・

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類をもって集まるとは、あんた方のことをいう。
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主人がが不細工だといって、あたり構わず嘲笑していたが、
そういう女房が一番不細工だということが、この人達はわかっていないらしい。

 "禿を笑っていたが、我々男性は何も好んで禿げになったわけではないぞ、
  多分に体質もあるが、現代社会の中で生きていくということは大変なストレスなんだ。
  あんた達のように、昼間から馬鹿笑いをしながら暇をつぶしている者には到底わかるまい。
  家族を養うために力を振り絞って働いてきたから、滋養が頭髪まで回らなかったんだ、
  そう !! 心と頭髪が疲弊してしまったのだ。
  それなのに、そんな男の哀しみを理解もせずに、
  禿げだ禿げだと笑いの種にするなんて許せない、
  あんた達を私は絶対許さない。
  あんた達が今着ている服もアクセサリ-のひとつでも、自分で稼いだお金で買ったことがあるのか、
  今、そこで謗り食いしている昼食代も、
  みんな主人の汗と涙の結晶だろうが・・・愚か者が"

そして私が一番許しがたいのが、保険の話であった。
たとえ冗談でもこれだけは許せないのであります。

  "亭主の命とひきかえに青春を取り戻しましょうだと !!、笑わせるな !!、 
  私は絶対許さない、これだけは黙許できない、あんた達こそ早く死んでしまえ !!、
   正しい社会の構築のために、お願いだから死んでくれぇ- "

女性がこんなに強く振舞えるのは、籍という法律の枠に守られているからではないだろうか。
結婚すれば、法律によって夫の籍に入り、その籍に守られ夫婦の安定が保たれている。
夫婦の安定と幸せは、この枠がもたらす安定以外なにものでもない。
この枠を除かれた時、いま目の前で繰り広げられている高慢な態度と、
戯れ事が言える女性がいかほど存在するだろうか。

万一、籍という法律の枠に守られていなかったら(たとえば、同棲)、
あとさき考えず、罵りあったり、喧嘩したり、嘲笑したり出来るだろうか。
言い合ったら、それで終わりと言う場合もある。
法律の枠という庇護がないから、互いに思慮深く振る舞い、認め合い、我慢をし、
相手に気にいられようと努力もするし、言動や思考に謙虚さが生まれる。

男というものは、家庭という巣に帰るという妥協と習性がある。
そういう形式がもたらすいろいろな安定に守られているから、
妻は安穏としていられるのではないか。
今の安定が決して妻達だけの努力で克ち得たものではなく、
籍という形式がもたらす安定ではないだろうか。

夫は我がものという安心感の中で好き勝手をし、
妻の座を法律で守られ、ぬるま湯につかって、のうのうと暮らしているから、
行動に対する謙虚さが失われていく。
自分が今、幸せだと思えるかげで、
妻達の主人がいかほど努力と忍耐を強いられてきたか、
その苦難の過程に思いを馳せるなら、そんなご主人を軽々しく興趣の対象にして、
嘲笑したり出来ないはずだと思うがいかがであろうか。



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