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別れの後に

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あなたに初めて会った日の夜
月明かりに照らされた庭の木々が
きらきらと銀色に輝いて見えた

ゆっくりと風にゆられた葉のひとひら ひとひらが
僕に微笑みかけてくれたような気がした

山から吹く風が
 野山の様子や木や花の香りを運んできた

眠るのがもったいないくらい気持ちが高揚し
あの夜 僕は初めて
 眠れないことがあるんだということを知った

人を思い 人を慕う事で 
 人は胸が苦しいほどに痛くなることがあるんだということを
はじめて知った

僕は優しい人間だとは思っていなかったけれど
その時は
廻りのすべての人を慈しみ 愛せるような気がした

そして
穏やかで優しさに満ちた心で夜の静寂の中に溶け込んだ

そういう自分になれることを僕はその時はじめて知った


いくつもの春を越え
いくつもの秋に染まったあなたとの思い出も
めぐる季節の彩りの中に舞い散り
過ぎた日々の物語へと散華した

いつの日か
すべての憂いを拭い去り
 すべての悲しみを消し去って
心があなたに向かう日がくるならば
 
そのときにこそもう一度
 僕はあなたに会いに行く!



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