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昔昔の物語 

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  過ぎた日の点景

淡き陽ざしが空を染め
穏やかな海面に
東へ西へ 近くへ遠くへと
微光を放つ瀬戸の島々が
うたかたの影を落とす

心に残る心象風景が
波路の先へと導く 懐郷の念

父の笑顔の向こうに白い雲が浮かび
母の背に揺られて聞いた波の音
磯の香り

空を茜に染めながら
時がゆっくりと夕明かりの中に同化していく

過ぎた日々
友と一緒に野山を駆けまわり
波に揺られた幼き日々の感懐

陶然として見上げた空に
時がゆっくりと包まれていく

思えばあまりに短き昔日の
蒼く至純な思い出よ・・・・

今、寂寥とした故郷の景色に佇めば
落日の光芒の中で
心を瞬時少年に帰らす
 あの日 あの時 あの空の彼方・・





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