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時は流れて

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 時は流れて

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はるか彼方から
堆積していった時間の中で
過ぎた月日の出来事が
馥郁たる残香となって顕在していく

過酷な夏季を越えて
いつの間にか季節は秋の色に染まった
庭の片隅から人恋しいのか
しきりに虫が鳴き連ねる

稲雀の飛び交う様が
行く秋の空の蒼さを際立たせ
遠き日の心象風景が
心の中をゆっくりとぬらしていく

少年のころ
道草しながら通った小学校も
今は跡形もなく面影も消え
子供たちの遊ぶ姿を描写している

懐かしき昔日の日々に
行くことも 戻ることも出来ず
戸惑う思念が秋の風に揺れて・・・

日々の瑣事に時を奪われ
とりたてて故郷に帰りたいと思わなかったが゛
駆け足で通り過ぎる季節のひとつ一つに
思案を巡らせる時
何だか無性に故郷が恋しい・・・

行く秋 吹く風 漂う香り
夢を重ねた幾年月の
思念の月日が色も鮮やかに彩り添えて甦る
そして今
黄金に耀よう景色に懐かれ
やっと手にした安らぎの心

人に自慢すべき何物も持たないけれど
私は今幸せなんだと
しみじみと感懐している

日増しに秋が深まり
歩道を敷き詰めた落ち葉が
風に追われて逃げ惑う

ためらいがちに
秋が季節の中へ迷い込み
冬の到来を告げて・・・



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~ Comment ~

 

秋の様々の佇まいが、今まで生きてきた物語を思い起こさせるのでしょうか・・・
説明のつかない切なさ、人恋しさを感じる秋ですが、実りの秋でもあり、年月を隔て今の自分があることに充実感を感じさせてくれるようでもあります・・・

NoTitle 

秋は何故こんなに物哀しいのかわかりませんが、
もうすぐ冬だからでしょうか
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