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余命の告知

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あなたは最愛の人の余命を告知できますか?

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僕は教室を受講されている方々にお尋ねしています。
"あなたはご自分の命が終わろうとしている時、
家族からその真実を告知してもらいたいか"と・・・

ほとんどの方が当然のごとく余命の告知を望む。
その理由は、自分の余命を知ることで、自分の人生の整理をしたいからだという。

"なら、あなたは、あなたの最愛の人・・・、
すなわち、夫、妻、親が、いままさに命の終わりを迎えようとしている時、
その愛する人に告知できるか"と尋ねるとほとんどの方が、
"到底できない"と答える。
理由は"愛しているから"だという・・・。

なら、あなたは、あなたが命の終焉を迎えようとしている時、
あなたの家族もあなたに告知はしないし、できないのではないか"?

告知してもらいたければ、
日頃からご自分の死に方や死生観をしっかり家族と話し合っておく必要があります。
こんな話を、縁起が悪いなどと敬遠している人に、
告知のありようを述べても仕方がないのです。

10年前、肝臓がんで兄が泉下の旅路。
医師から余命は週単位ですと聞かされた時、
僕はとうとう兄にそのことを告知してやれなかった。

"兄さん、自宅に帰ろう・・・帰って好きなことしながら養生しようよ"
"いや、俺は帰らない、何かあっても周りにお医者さんがいるし、
例え帰っても、また悪くなったらここに戻ってくるわけだし、
病院の方々に迷惑をかけるばかりだから、
完全に良くなるまでここに居る"と言うことを聞かなかった。

"兄さん・・・もう兄さんはここに帰ってこれないんよ、だから帰ろう"と・・・
とうとう言えなかった。
今にして、僕は兄への邂逅に心懊悩とすることがある。
兄が元気なうちから彼と死生観の話をしておけばと、
今でも悔やんでいる。










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