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黄金の雫

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 月の灯りに染まる
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夜になり、月の灯りを眺める時、僕が一番幸せを感じるのはこの時。

ある時は、月はすぐ近くで輝いて、僕の心を癒してくれる。
ある時は遠くに上って見渡しながら、僕の行く道を照らしてくれる。

ゆっくりとその場所を変えながら僕の住む街を照らし続ける。

星影の中で堂々とその存在を誇示している月の灯りと一緒に、
夜毎マロと二人で話しながら、歌いながら、この街を散歩する。

途中・・・歩くのをやめて夜空を仰ぎ見ると、
僕達ふたりを月の雫が包み込む。
僕はそんな時、理由(わけ)もなく幸せで、
年甲斐もなく胸が熱くなることがある。

一日の終わるころ、一段と耀きを増した月の灯りが、
静かに、そっと僕に語りかけてくる。
 
   "あなたにとって今日の日は黄金に輝いていたか"と・・・・

僕にとって黄金に胸が染められるのは、
いい仕事をした時とか、
物欲が満たされた時ではなく、

楽しいことがあった時・・・
良い音楽を聴いた時・・・
美しいものに巡り合えた時・・・
心の海を輝く光で染め上げる、そんな言葉に出合った時・・・
良い本に出合った時・・・
心を揺り動かされるような出来事に出合った時・・・
それと・・
大好きな人と一緒に、ともに語り、ともに笑い、ともに夢を語れた時・・・
そんな時なんですねぇ-僕が幸せを感じるのは・・・。

それから、
今日も一日、何事もなく穏やかに終われることだけでも、
わが身が黄金に輝いているということかもしれない。
穏やかに暮らしていれば何か一つでもいいことがあれば、
それだけでも輝く一日ということだと思う・・・。

明日に希望を抱き、
明日を心待ちにしながら一日を終えられるということは、
僕にとって至福の喜びでもある。

あと少しで夜の静寂に包まれる、
僕は今日も一日幸せだった・・・・




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