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"想いは言葉" 平塩清種

- 喜びと、哀しみの共有 -

偽善的と言われようが・・・

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  蜂の心

庭の木の枝の中に大きな蜂の巣を見つけた。
ほっておくと危ないので駆除することにした。
柄の長いハサミで枝を切り落とし、対応した。
地上に落ちた巣の中から沢山の蜂が飛び出して来たので、
遠くからその様子を見ていた。

平穏な生活や子育てをしていたであろう蜂たちは、
予期せぬ事態に如何していいかわからず、右往左往として、
狂ったように周りをまわり、しばらくして、諦めて何処かへ飛んで行った。

蜂たちは何にも悪いことなどしてないのに、突然として家を壊され、
子供を失い、どんなに悲しい思いをしてるのかと思うと、
例え偽善的と言われようと、何だかとても心の痛む思いがする。

害虫を踏み潰す、生きている魚を切り、調理する・・・
僕はこういう時、される方はさぞや怖くて痛いだろうなぁ・・・と思ってしまい、
とても直視できない。

人間が生きていくためには、仕方がないことだと思うけど、
僕はこういう性格だから、日々が過ごしにくく、
いらぬストレスを抱えてしまう。

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ちょっと下卑たる話

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  マロの痒み

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マロが最近両方の後ろ脚の付け根を盛んに痒がる。

"皮膚病かもしれないので病院に連れていく"という家人の言うことを制して、
お風呂に入れ、お腹とか両足の付け根辺りを入念にシャンプ-した
以降一切痒がらなくなった。

家人が"どうやって痒みを止めたのか"と聞くから、
"マロと僕は男同士だからわかるんよ"と言った。

それでも痒みの原因と処置を聞いてくるので、

"マロは毎日の散歩の時おしっこするけど、その雫がまだ残っている間に動こうとするから、
残っている尿が、お腹とか両足の内側などにかかり、だんだん痒くなったのであろう。
だからきれいに丁寧に洗ってあげた"

"どうしてそれがわかったのか"としつこく聞いてくるので、
"男は排尿の時ちゃんと揺らして最後の一滴まで出し切らないといかん、
マロはその行為を省いたために痒くなったのであろう、
これは男でないと決してわからない現象であると"言うと、

"じゃ--毎日の散歩の後、マロをそのままにしていたら不潔でしょう・・・、
マロちゃんこれからどうやって揺らすのか?"としつこく聞いてくるので、
僕は大変めんどくさくなって

"マロの身体を抱いて持ち上げて横に揺る"と言ったら、
"
そうですね、そうしてちょうだい"と家人はやっと納得した。

朝からまことに品性に欠ける話だったが、
家人の居ないところで僕は声を出して笑った、

   今日はまことに楽しい朝であった。



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祈りの日々

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 耐えられない哀しみの中で

また台風か日常を襲う、
雨が降り風が吹き、いたる所で悲劇が起こる。
その数、その規模の大きさだけ、家族の哀しみがある

わが故郷は今、家族を失い、家を失い、財産を失い、
その中で酷暑を耐えて今日も復興に努力する方々が、
私の周りに沢山存在する。

我が子を失った母親が、炎天下のもと、
崩壊したわが家の前で、佇み、手を合わせ、必死で哀しみを耐えている。

もし、僕が突然として理不尽にも、家族を失い、家財産を失い、
加えて、気も狂わんばかりの猛暑の中でこの方たちのように、
艱難辛苦を耐えていけるかと問われたら、
恐らく、耐えて生きていく自信はゼロに近い。

我が地方は今日もまた、気力体力の限界の中で、
復興のために懸命に汗を流し続けている方々が沢山いる。

そしてまた、何事もなかったように、朝が来て日が昇り、蝉が鳴く。
力無き者、ただ、ただ、黙して瞑すべし。
                                黙祷・・・・・     


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非常に残念だが、我々は年寄りになってしまった

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  おい・・・きみは大丈夫か  

夕暮れ時、家人から
ス-パ-での出来事を聞いた。
"あのねぇ-、その話、もう二度目だけど、きみは大丈夫か"と言うと、
"あら!!、あなただって今日同じこと二回も私に言ったけど"と言うので、
"僕はそんなことした覚えはないが、本当に僕が同じことを言ったというのなら、
 何を言ったのか話してみて"と言うと
"えっと・・・えっと---・・・・・、あら!!、忘れちゃった"と言うので
"きみは大丈夫か"と言った

そのあとコンビニのコ-ヒ-が無性に飲みたくなったので、
家人に"イレブンPMに行ってコ-ヒ-を買ってきてちょうだい"と言ってしまった。
イレブンPMでなくセブンイレブンのことである。
"あなた本当に大丈夫"?、と、なんだか憐れみ表情で見られた
ああ・・・我々は年を取った

マロが二人を見ながら、まぁ・・がんばりんさいと言った

とりあえず、とりあえず僕達三人はは今日も一日元気だった

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どちらが先生なのかわからない

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  こんな表現、僕には浮かんでこない

僕が担当している別の教室に、抒情詩創作教室というのがある
その講座を受講されている女性の表現力が見事なので、
その一編を紹介します。
塾に通っているお子さんを迎えに行った時の作品です

*黒と紺の重なる空に浮かぶ
 三日月の先っぽから
 オレンジ色の光の雫が
 ぽつんと落ちてきそうな・・・・

*エンジン音の上に
  前に後ろに見え隠れする細い灯り・・・

*ただいまの声が勢いよくドア―を閉め・・・


*二人の帰り路 
 娘の一日がライトの先を走る・・・



こんな表現、僕には難しい。
こんな人を指導するのは僕にとって楽しみでもあるが、緊張感の伴う時間でもある。
僕もこんな描写表現が出来るように努力しないといけないと思う...

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プロフィール

平塩清種

Author:平塩清種
詩人(文藝叙情派)

所属
日本ペンクラブ 会員
中四国詩人会 会員 
童謡朗読文学研究会 会員
コスモス文学 会員
広島市文化協会 会員
LC生涯学習教養講座 座長

著書
口語体叙情詩..言の葉
感動叙情詩...夢のあとさき 
箴言集・・・・・悩んだ時の箴言
          他数十冊

活動内容
執筆活動のほか、各種講演活動(言語、文学、生と死、死生観、家族、人間関係、現代医学などを中心に各地、各所で活動中)。またギタ-、ハモニカ、ピアノ等の奏者であり、各種イベントやディナ-ショ-などのコンサ-トを行っている。

趣味は
犬や猫と遊ぶこと。




     

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