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"想いは言葉" 平塩清種

- 喜びと、哀しみの共有 -

別れの美学

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  風情のある別れ方

人の別れ方をみれば当人同士の親しさの度合いがわかります、
じゃ・・と言って目も合わさず別れていく人も居れば、
後ろ髪をひかれるような風情の別れ方もあります。
別れは次に会うまでに自分の気配を良いものにしておきたいと思う

よしんば、恋人同士なら、別れる時が愛情を再認識する絶対の機会である。
心に深く想いを残すような別れは、相手の心に訴えるものがある。

美しい別れに心を動かされない人はいない。
いくら長く続いてほしいと願う付き合いでも別れはいつか必ず訪れる。
だからこそ、別れ方には懸命なるこだわりを持たなくてはならない。

二度と会うこともない人であっても、
なおさら美しく別れなくてはいけない。

いつかまた、時が来たら、会ってみたいと思う、そういう別れが必要である。
相手の事務所や家庭を訪問した時、
じゃ・・と言って相手が帰る時、相手がまだドア-の向こうにいるのがわかっていながら、
ドア-を閉める音が聞こえ、鍵を施錠する音が聞こえるのは、
気分の良いものではない。
ドア-超しに別れるか、エレベ-タ-迄送っていくか・・・・
大切にしたい人との別れ方はこころが入らないといけません。
人間関係の構築にはこういう配慮が必要だと思います

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静かな夜に・・・

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  齢傾いて

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幾つもの季節に染まり
はるばると越えて流れた幾星霜
今日まで安寧とした心の着地もあまり記憶にない
そんな思案が秋の終わりの柿の葉のように
風に吹かれてはらはらと散っていく

希望とふたつで昇ってくる朝日の耀きよりも
役目を終えて静かに山間に沈んでいく夕日の黄金に
尊厳と畏敬の念を抱くようになったのは
齢重ねたわが身の変遷か

そして今日もまた
人生の喜びや苦渋を時空の中に閉じ込めて
 雲の彼方にゆっくりと夕日が沈んでいく

やがて来る命脈の終焉・・・
今日まで
何をなしたか
何を実らせたか
未練はないか
執着はないか

恨み言も 言い訳も 侘しさも 恐怖も 
拾い集めて安らぎの中に懐抱し
慌てることもなく 恐れることもなく
こころ穏やかにして
亡き父母のもとに辿りつけるであろうか

生きてきた命の軌跡を振り返ると
思い彼方に
澄んだ空の下で
無垢な少年の蒼き笑顔がゆらゆらと
心の中で戯れる

長い道のりであったが
過ぎてみれば溜息が出るほど短い私の旅路

未来も永劫も回帰も存在しない
永久の旅路のその時は
寂寞とした連峰の向こうに沈んでいく夕日のように
空を茜色に染めて
 黄金に耀く昇華の旅路でありたい

季節の谷間を通り抜け
消えていく夕日を追いかけながら
過ぎていくこの時の慎ましい夢の欠片の一塊を
  問うて 問うて 問い続け・・・・

寡黙な時が季節を告げて
 秋がゆっくりと心の中を透過する

               2018年10月13日           

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相談に答えて

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僕の仕事柄いろんな方から相談を受けることがある。 

先日の相談ですが・・・・
 こんな人、あんな人だけど、
 結婚したほうが良いか、しないほうがいいか・・・ということだった

僕の考えを伝えた
しても後悔、やめても後悔、
同じ後悔するならした方がいいと思う

こんな答えでどうだろうか、
不真面目だったかなぁ-

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大変気持ちのいい夜であった

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    あなた、ひとりなんね?

昨夜ある軽音楽のコンサ-トに行ってきた。
僕の隣の席に高齢の女性が三人座った。
話に花が咲いて、なかなかにぎやかだった。

突然、僕のすぐ隣の女性が話しかけてきた・・・
あなた、ひとりです?
一人だと云うと、
あら-!!、おなた男前さんなのにもったいない、一緒に来る人いないん?
あなたほんとに男前さんよ、私がもうちょっと若ければお茶などで誘うのにねぇ--。
僕はその方のいう男前さんという言葉の使い方が気になったので、
それとなくお年の確認をしてみた。
若く見えるけどこう見えても92歳になったんよ

僕はコンサ-トの帰り路、運転しながら思わず沢山たくさん嬉しくなった。
何だかとても幸せな気持ちになって笑いました。
そんな僕を見て夜空を染める月も笑っていた
今日も一日幸せだった

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犬という名の親友

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  老いてゆくマロの姿に  

20180930173356456.jpg
  
  本当に悲しそうな顔で外出する僕を見送るマロ、

外出から帰るとマロが階段の上のこの位置で僕を迎える。
いつも遊んでいるのに、大はしゃぎで飛びついてくる
幸せな時もそうでない時もいつも寄り添い
時には邪険に扱っても怒らず疑わず信じてくれ
僕が虚しい時、黙って話を聞きながら、僕の膝に手を置く。
僕が体の調子がすぐれない時、そばから一歩も離れない
家人と声高に言い争う時、すぐさま家人と僕の間に入り込み
言い争いを止めさそうとする
 それから、いつも家人に寄り添い慰める・・・

彼は親友であり、僕の大切な兄弟でもある。
その彼が家族の誰より早く老いてゆく、
一日一日老いていく・・・。
最近は階段の昇り降りが充分に出来なくなった。
散歩の時、僕より後から歩くようになった。

衰えていく彼の様子の全てを心に深く刻みながら、
最後の最後まで心を重ねて、過ぎていく日々を共にありたいと思う・・・・

そして、いつかその日が訪れたたら
僕は彼の身体を両の手で抱きしめて、
いっぱいいっぱい抱きしめて、僕は大声で泣くと思う。
 
 マロ!!・・・マロは僕の家の家族になって幸せだったか
 実の親も兄弟も知らず、友達もなく、いつもひとりぽっちで寂しくなかったか、
 僕や母さんが親代わりだったけど、それで本当に幸せだったのか・・・・
 家族になってくれ、僕の家を守り、人を思いやる大切さを教えてくれて本当にありがとう!!


と言って、僕はきっと大声をあげて泣くと思う。
誰よりも,誰よりも泣くと思う・・・・・

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プロフィール

平塩清種

Author:平塩清種
詩人(文藝叙情派)

所属
日本ペンクラブ 会員
中四国詩人会 会員 
童謡朗読文学研究会 会員
コスモス文学 会員
広島市文化協会 会員
LC生涯学習教養講座 座長

著書
口語体叙情詩..言の葉
感動叙情詩...夢のあとさき 
箴言集・・・・・悩んだ時の箴言
          他数十冊

活動内容
執筆活動のほか、各種講演活動(言語、文学、生と死、死生観、家族、人間関係、現代医学などを中心に各地、各所で活動中)。またギタ-、ハモニカ、ピアノ等の奏者であり、各種イベントやディナ-ショ-などのコンサ-トを行っている。

趣味は
犬や猫と遊ぶこと。




     

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